2005年2月28日 (月) |
MOTHER |
晴史郎を保育園に送ってその足で実家に行く。足の悪い母を病院に連れて行くためだ。母は半月ほど前から左足がしびれて痛み始め、今では杖なしに歩けなくなってしまっている。講師の仕事もすべて休み、家から出ることができなくなってしまった。母のかかりつけの整形外科は超人気の病院で、診療が終わるのに半日かかるかも?ということだったが、幸運にもすぐに診察してもらえた(といえども1時間かかるのだが)。診察した院長が「これは緊急事態だ、紹介状書くからすぐに大病院に行きなさい」とのこと。氷のように冷たくなった足に脈がなく、血が通っていない可能性があると。顔面蒼白の母を連れて急いで大病院に行くと、まずは大病院特有の面倒な受付システムに困惑。それでも血管専門の医師への紹介状が功を奏し、すぐに超音波検査を受けることができた。どうやら血が通っていないということはないようだ。少なくとも壊死による切断という危機はなくなった。膠原病の疑いもありということで採血し、また、毛細血管の精密検査のために、明日CTスキャンを撮り、肝臓検査も受けることになった。病院の帰り道、元気そうに振る舞うも、動揺を隠せない母を見ているのは辛かった。 夜、元気に走り回る晴史郎の姿を見て、人間の道程を深く感じた。 |
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